ドダン・ブーファンのポトフ
  クローブ(cloves)/丁字(ちょうじ)/丁香(ディン・シャン)/ラヴァン(lavang)/ラヴァンガム(lavangam)



 フトモモ科の植物。日本名ちょうじ。中国語では、丁香と言う。
 原産地は、東南アジア一帯。クローブの木は、時には10メートルぐらいの大きさになる。

 古くから中国では、漢方薬として使われ、薬効は、胃の調子を整えたり、消化促進、血流に良いとされる。中国の商人がヨーロッパクローブを伝えた。
 ヨーロッパでは、肉の臭み消し、防腐作用が注目され、大航海時代には、船に積んだ肉の保存に使われた。

 クローブの木に出たつぼみを、花が咲かない若い内に取り、それを乾燥させたものが、クローブ。主に、乾燥させたクローブを粉末にして使う。
 粉末にする前の乾燥させたクローブのつぼみは、釘に似ている。それで釘に似ている事から、丁の字が当てられた。
 面白い事に、クローブの語源である、フランス語のクロウ(clou)も、釘を指す。

 料理では、肉の香り付けや、お菓子の香り付け、ハーブティーなどにも使われる。ウィスキーに入れ、薬効のある酒として、飲む事もある。
 インド料理でもスパイスとして使われ、北インド料理ではラヴァン(lavang)、南インド料理ではラヴァンガム(lavangam)と呼ばれる。



Last Update 2003.08.22 Created by Majin