ドダン・ブーファンのポトフ
  モッツァレラ(Mozzarella)



 引きちぎると言うイタリア語、モッツァーレ(mazzone)が語源と言われる、イタリア水牛の乳で作られていたチーズ。

 伝説によると、クレオパトラマルクス・アントニウスの求愛の際に食べられたとか、チーズ工場で、偶然ぬるま湯の中にチーズカード(チーズの原型)落とした事によって発見されたとか言われているが、単なるお話だろう。

 記録によると、水牛は7世紀にイタリアにもたらされた。
 カプアのメトロポリタン教会の歴史家、モンシニョール・アルカンドリ(Monsignore Alicandri)が残した文献によると、モッツァレラが12世紀には教会で作られていた。
 16世紀頃には、水牛カンパニアプーリアカラブリアラツィオマルケまで広まり、ついにはイタリア南部に広まる。
 18世紀頃には、各地でモッツァレラが作られるようになった。

 水牛の乳で作った本来のモッツァレラは、モッツァレッラ・ディ・ブーファラ(Mozzarella di Bufala)モッツァレッラ・ディ・ブーファラのピンポン玉くらいの大きさものは、ボッコンチーニ(Bocconcini)と呼ばれる。

 他に牛乳で作られるクセの少ないモッツァレラもあり、こちらはフィオル・ディ・ラッテ(Fior di Latte)と呼ばれる。

 イタリアの法律では、モッツァレッラ・ディ・ブーファラフィオル・ディ・ラッテも、両方モッツァレラとして売って良い事になっている。

 このチーズは、新鮮(出来たて)であればある程良いとされるチーズ。そのまま食べたりもするが、何と言ってもピッツァに乗せるとたまらん。

 燻製したモッツァレラは、モッツァレラ・プロヴォラ(Mozzarella Provola)と言う。

決して中華まんではない(笑)。出来たてのモッツァレラ・ブーファラ


Last Update 2003.09.09 Created by Majin