ドダン・ブーファンのポトフ
  サンドイッチの由来



 サンドイッチの名前の由来は、人の名前である事は良く知られている。
 18世紀頃、イギリスサンドイッチ伯爵ジョン・モンターギュ・サンドイッチは賭け事が好きで、通称ひったくりジミーと呼ばれていた。
 ずいぶん遊び人な貴族だが、後にサンドイッチ伯爵は、イギリス海軍大臣になる。
 そのサンドイッチ伯爵が、賭け事をしながら食事を取れるよう、パンの間にコンビーフや干し肉等を挟んだのが、サンドイッチの始まり。

 クラブサンド(Club Sandwichs)の由来も、賭け事と関係あるから面白い。
 クラブとは、アメリカニューヨーク州サラトガ・スプリングス(Saratoga Springs)のカジノサラトガクラブ(Saratoga Club)
 1894年、サラトガクラブのオーナーとなったリチャード・キャンフィールド(Richard Canfield)は、サラトガクラブで賭け事をしながら食事するため、3枚のパンで重ねられたサンドイッチを出すようになった。これが、クラブサンドの始まりと言う説がある。
 しかし、本当にサラトガクラブが、クラブサンドを発明したのかは分からない。

 クラブサンドが初めて文献に現れるのは、イサベル・ゴードン・カーティス(Isabel Gordon Curtis)が1903年に著した、グッド・ハウスキーピング・クック・ブック社(Good Housekeeping Everyday Cook Book)のザ・レシピ・ステーツ(The recipe states)。
 この本に書かれているのは、トーストにバターを塗り、七面鳥または鶏肉、カリカリに焼いたベーコントマトレタスマヨネーズで味付けされたサンドイッチ

 1904年のセントルイスのワールドフェアーで、4つのレストランが、クラブサンドをメニューに載せて、クラブサンドが世に広まるきっかけとなった。

 1929年に、フローレンス・A・コールズ(Florenece A. Cowles)によって書かれた料理本の中に、クラブサンドの歴史と言う項目があり、誰がクラブサンドを発明したのかは分からないと書かれている。
 その他、1930年代から40年代にかけて、ニューヨークからシカゴにかけて走っていた2階建て列車、クラブ車が由来と言う説もあるが、イサベル・ゴードン・カーティスの著作から、あり得ない風説だろう。

 History of Club Sandwichから引用


クラブサンド


Last Update 2009.09.30 Created by Majin