ドダン・ブーファンのポトフ 手打ちそば 菊谷(きくたに)


住 所
東京都豊島区巣鴨4-14-15 
電話番号
03-3918-3462
営業時間
11:30〜20:30
休 み
火、不定休
ジャンル
そば
Web
http://www17.ocn.ne.jp/~sobakiku/


料 理
下記参照
系 統
不明
評 価
★★★
訪 問 日


 2005年4月オープンの、庚申塚の手打ちそば屋。元々、石神井公園駅そばに店があったが、2011年6月8日、生まれ育ったこの地に移転、再オープンした。
 石神井公園駅そばにあった頃から評判の高い店で、名物は、2種類の異なる産地、配合のそばが出される利き蕎麦のメニュー。
 また、そばばかりでなく、つまみも美味いんだそう。
 ご主人の菊谷修氏は、元々ゼネコンのサラリーマンだったが、1997年3月に第7回神田和泉屋学園きき酒大会」に優勝し「神田和泉屋きき酒師」の認定を受ける
 2000年5月に叔父より、手打ちそばの手ほどきを受け、2001年12月に埼玉秩父「手打そば こいけ」で食べたそばに感動した。
 2003年9月に、「手打そば こいけ」に弟子入りし、当初は石神井公園駅そばに店をオープンした。
 インターネットの評判は、普通と評価する人もいるが、多くが口をそろえて賞賛している。
 訪問したのは、15時45分頃。庚申塚駅から、巣鴨地蔵通りに入り、巣鴨駅方面に240メートルくらい南下した、道の右側に店がある。
 ずいぶん、中途半端な時間に食事と思うだろうか?しかし、この店の酒肴の内多くは、予約するか、忙しくない時でなければ出してもらえない。
 限定の、十割そばを食べたければ、昼開店直後が良いが、酒肴を楽しむなら、昼夜連続営業なので、時でもない中途半端な時間が良い。
 店内は、中央の通路を挟んで、左右に土間にテーブル席が並ぶ、日本料理風な店。
 訪問時点で客は、2組4名のみ。その後、予約客6名と、フリーの客3組5名が来た。
 卓上のメニューを見ると、酒肴が少なく、別途メニューがありますと書いてあった。
 別の酒肴メニューでは、忙しくない時と言う前提で、様々な酒肴がある。
 注文したのは、さば燻製、忙しくないタイミングでしか注文出来ない、だし巻き玉子、天ぷら盛り合わせ、二種もり。
 本日の料理のコメントと評価は以下の通り。


 仙介 特別純米 無濾過生原酒 氷温貯蔵 \450

 詳しいコメントは、こちらを見て頂こう。


 さばの燻製 \300  ★★★

 サバ温勲して、香ばしく燻製臭をつけたもの。
 自家燻製で、燻製には、木のチップの他、蕎麦殻も使っているんだそう。
 サバには、臭みはなく、鮮度の良いのを燻製した事が伺える。
 燻製の香り良く、絶妙な気で、脂が乗ったサバの味わいと相まって、素晴しい味わい。
 美味かった。3ツ星。
 どうせなら、冷勲で半生なんて食べてみたいものだが、燻製時間がかかるし、サバは傷み易い魚だし、難しいかな?


 だし巻き玉子(小) \600  ★★

 甘い味付けの玉子焼き、甘くない味付けのだし巻き玉子、どっちにしようかと思ったが、だし巻き玉子にした。
 ダシを上手に玉子生地に封じているものの、玉子の味わいよりダシが勝っているように思える。
 恐らく、玉子焼きと同様、平飼い鶏の玉子なのだろうが、玉子の味わいが引っ込んでいる。
 何もつけずに、そのまま食べられるのは良いが、自分の好みのだし巻き玉子ではなかった。
 とは言え、なかなか美味かった。2ツ星。


 黒松仙醸 こんな夜に 雷鳥 純米酒 \400

 詳しいコメントは、こちらを見て頂こう。


 天ぷらの盛り合わせ(1人前) \850  

 完全に殻を剥いた海老が2尾、サツマイモレンコンカボチャ舞茸茄子天ぷら
 天ぷら全般に、衣にグルテンが出始め、ふっくらしていて、油切れがやや悪い。
 この天ぷらだと、だけで食べるのは辛い。
 海老は、かなり火を通し過ぎて、海老の見がガチガチの固さ。
 臭味もなく、新鮮な海老のようなので、半生くらいでも良かったと思うな。
 サツマイモレンコンカボチャは、油っぽかった事もあり、天つゆで食べた。
 舞茸茄子も、たっぷり油を吸って、油切れ悪く感心しない。これらも天つゆで食べた。
 この店で、天ぷらはやめた方が良いな。無星。


 天ぷら用のと天つゆ。


 利き蕎麦 \1,150

 つゆの特徴

 辛口、濃い口つゆ。そばには、自然な甘味があり、それを活かすには、辛口つゆが良い。
 そばの香りを楽しむには、つゆにはドボン漬けせず、3分、あるいは5分付けして、食べたいもの。
 その意味では、濃い口つゆが良い。
 つまり、スタイルとしては、この店のつゆは自分の好みだが、醤油の風味も、カツオダシも、味は好みではなかった。
 これって、そばとつゆの相性の悪さとかではなく、自分にはこの店のつゆが美味いとは感じない。
 もちろん不味くはないが、少なくとも、この店のそばを活かす味には思えない。


  栃木県産二八そばの特徴  ★★★

 二八そばって事は、そば粉八、小麦粉二のそば
 そばのエッジは立って、比較的打ち立てに近い事が伺える。
 二八のせいなのか、並そばのせいなのか、それほどそばの香りは強くない。
 美味かった。おまけ3ツ星。


  茨城県産十割そばの特徴  ★★★

 そば粉100パーセントのそば。食べられてラッキーだな。
 二種もりの分は、十割そばとは別途に、残しているのだろう。
 そばのエッジは立って、比較的打ち立てに近い事が伺える。
 このそばの感じは、流石や今は亡き銀座の古拙十割そばに似ている。
 と言う事は、十割そば生地をタッパに密閉して寝かせ、生地をこなれさせた後、打っているんじゃないかと思われる。
 しかし十割の割には、それほど強くそばの香りがしないのは、残念。
 とは言え、二八そばよりは香り良く、美味かった。3ツ星。


 そば湯の特徴

 そばの湯で汁に、そば粉を入れたものだが、それほどドロドロしていない。
 まず、そば湯自体の味が美味いなぁとは思わないんで、自分には、この店のそば粉は、気に入っていないのだろう。
 そしてつゆにそば湯を入れても、同様に美味いとは感じなかった。



 世間に絶賛されているほど、美味いとは思わなかったが、近所にあったら通ってしまう店だな。


Last Update 2011.12.07 Created by Majin