ドダン・ブーファンのポトフ 新東洋(シントウヨウ)


住 所
東京都台東区上野6-10-2 JR高架下2F 
電話番号
03-3831-8822
営業時間
月〜金 11:30〜16:00、17:30〜22:30 日祝 11:30〜22:30
休 み
無休
ジャンル
中国料理(台湾料理)


料 理
蜆仔 \500 + 台湾香腸 \500 + 香猪脚 \500 + 菜脯蛋 \600 + 炸猪排 \700
評 価
★★
訪 問 日


 1954年創業の上野御徒町アメ横の老舗台湾料理店。古くからやっている店なんで、アメ横に詳しい人は知っている事だろう。
 かく言う自分も、1980年代から知っている店。当時はしばしば、テレビで取り上げられた。
 場所が分かりにくく、アメ横沿いに看板は出ているものの、アメ横からは昼は店の間を通って行けるが、夜は店が閉まると行けない。
 夜はアメ横のへそに出て、脇から入る。
 昼は、麺類とごはん類を出す、メニュー的にはありふれた街の中華屋みたいな店。夜は、本格的な台湾料理を出す店になる。
 訪問したのは、21時10分頃。実は、別の店に行く予定が、潰れたのか店が開いていなく、コンティンジェンシー・プランの店に向かう途中、この店の看板を見て、そう言えばレポートしてなかったなぁと、入った次第。
 写真の看板が、アメ横のへそにあり、これが目印。


 写真が、店の前の看板。ガード下の1階には店はなく、階段を上がって2階に店がある。
 店に上がってビックリ!?かつては汚い店だったのが、きれいに内装を変えている。
 店の構造は、2階に上がってすぐの客席と、中2階の客席があり、構造は変わっていない。
 席数は見た感じ、30席くらいか?訪問時点で、単独の客が2名のみ。
 メニューも大きくは変わっていないが、少し品数が増えたような・・・気のせいか?
 注文したのは、蜆仔(ズィヤン・ジー)台湾香腸(シャン・チャン)香猪脚(シャン・ジュー・ジャオ)菜脯蚕(ツァイ・フー・ダン)炸猪排(ジャー・ルゥ・パイ)
 本日の料理のコメントと評価は以下の通り。


 蜆仔(ズィヤン・ジー) \500 担担麺  

 蜆仔(ズィヤン・ジー)とは、正式名称、醃蜆仔(ヤン・ズィヤン・ジー)中国料理でポピュラーな、シジミ醤油付け。
 味付けは、醤油砂糖、ダシ汁、ニンニク唐辛子化学調味料


 ダシ汁が少なく、かつ長時間漬かったシジミで、致死量?ってぐらい、辛い。
 ニンニク唐辛子もしっかり利いて、この料理としては意味なく辛い。
 以前、小閣楼(ショウカクロウ)で食べたのは、けっこう美味かったのだが、この料理は辛過ぎた。
 まあまあの味だった。1ツ星。


 台湾香腸(タイ・ワン・シャン・チャン) \500  ★★

 自家製だと言うので注文した、この店の香腸(シャン・チャン)
 味付けは、豚挽肉、醤油五香粉(ウーシャンフェン)生姜ニンニク等。
 香腸には、カチンカチンになるくらい乾燥させたものもあるが、この香腸は数日干したもの。
 そのせいかどうか、肉はそれほど熟成しておらず、やや風味に乏しい。
 甜辣醤・・・甘辛のチリソースがかかっているが、ちょっと酸味が利いて甘味が強い。
 香腸は、甘い味付けと合わないではないが、このソースが甘ったるい。
 下に敷かれているのは、炒めたもやしピーマン
 味自体は、なかなか美味かった。おまけ2ツ星。


 菜脯蛋(ツァイ・フー・ダン) \500  ★★

 菜脯蚕(ツァイ・フー・ダン)とは、中国料理の干し大根の漬物、菜脯(ツァイ・フー)入り玉子焼き。
 この料理、神戸中華街攤販街(タンファンチェ)でも食べた。
 攤販街(タンファンチェ)では、たっぷり菜脯が入っていたのに対し、この店は菜脯が少なく、言われなければ菜脯と気が付かないんじゃないかと思うほど。


 写真の通り、見た目でも、菜脯の所在が分かりにくい。
 玉子焼き自体は、表面は焦げ色が付くほど焼かれているが、中心は半熟くらいで、ふわっと焼かれている。
 味付けはシンプルに、醤油と言うところか。
 なかなか美味かった。2ツ星。


 香猪脚(シャン・チュー・ジャオ) \500  

 香猪脚(シャン・ジュー・ジャオ)とは、正式名称猪脚(ルー・ジュー・ジャオ)
 豚足醤油煮。下手な店だと、パックの市販品をそのまま出す事もある。
 醤油砂糖、ダシ汁、ニンニク八角化学調味料等のタレで煮込まれ、味付けはさほど良くない。
 この店だが、一応店で煮込んでいるようで、フルフルとしていて、コラーゲンタップリ。
 しかし、も多く、しかもこのが、融点高く、ベトッとしてクドい。
 もうひとつな味だった。無星。
 もっと質の良い豚の豚足で、味付けが良くないとな。


 炸猪排(ジャー・ルゥ・パイ) \700  担担麺  ★★

 炸=揚げる、猪=豚肉、排=排骨・・・骨付きバラ肉の事。つまりはこの料理、排骨(パイ・グー)って事だ。
 この料理は、1980年代から1990年代にかけて食べた時は、多くがカレー粉で下味をつけていた。
 台湾のレシピを見ると、五香粉を使うと書かれているものがある。
 この店のも、豚肉に、カレー粉でスパイシーな味付けをし、片栗粉の衣を付けて揚げたものだ。
 この店の名物ではあるが、実はそんなに、ずば抜けて美味い訳ではなかったりする(笑)。
 豚肉の品質は並で、一部にアバラ骨もある・・・以前は骨付きじゃなかった気がする。
 衣も、全体にカリッと揚がってくれていると嬉しいが、中心部はベトッとしている。
 この辺は、豚肉から肉汁も出るので、やむを得ないところか。
 家でも作れそうではある(笑)が、なかなか美味かった。2ツ星。



 正直、この店の料理の採点は、少々甘目だが、この怪しい雰囲気で、自分的には好きな店だ。
 上野の真ん中で、台湾の路地に入って食事している気分にさせてくれる。


Last Update 2010.09.16 Created by Majin