ドダン・ブーファンのポトフ 一寸五分 淡水研究室別室


住 所
東京都渋谷区代々木1-13-4 
電話番号
03-3299-3762
営業時間
17:00〜23:30
休 み
日祝
ジャンル
居酒屋
Web
http://www.tansui.com/


料 理
下記参照
評 価
★★★★
訪 問 日


 新鮮な天然魚が名物の店。と言っても、天然魚しか出さない店と言うのは、後で店のHPを見て知ったのだが。特に冬のあんこう料理は評判が高く、かつアン肝の刺身等と言う、他では味わえないメニューがあったりする。
 訪問したのは、20時頃。予約は隣の淡水研究室の方へ入れたので、そちらへ行ってみると、一寸五分へ席を取ってありますとの事だった。案内されて、隣へ向かう。
 大体店自体が、淡水研究所なんて名前からして怪しい。一緒に店に行ったメンバーは、店の名前が自分特有のジョークだと思っていた人もいる程。
 店の名前に違わず、店の外観も怪しい。淡水研究室と一寸五分の間に大きな水槽があって、生きたカレイが泳いでいたりする!?店の前には植物が植えてあって、うっそうとした雰囲気。道路からちょっとだけ降りると、店の前には、白い玉砂利が敷かれ、飛び石があり、日本庭園風。
 店に入っても、日本家屋風ではあるのだが、どこかちょっと1本ネジが緩んでいるような感じ。店の木と木の隙間に、砂利を敷いていたり、意味無く低い梁、意味無い簾(すだれ)等々。
 グルナビによると32席しかないそうだが、自分が行った時には10数名ぐらいしか入っていなかったので、もっと人が入る様な感じだった。
 予めあんこう鍋とアン肝の刺身は、予約していたが、後はアラカルトで頼むつもりで来た。
 本日注文した、料理のコメントと評価は以下の通り。

 鯖刺身 \1,600  ★★★

 脂の乗りが悪いなぁ・・・何て言って食べていたが、天然鯖なら当たり前。考えてみると、回転寿司なんかで出て来るのとは違い、スッキリとした脂の味だった。しかし以前勝どき寿司大で食べた天然生鯖には、脂の乗りは劣る。
 値段の割に、刺身の量が少ないが、これは天然生鯖が貴重だから当たり前。小振りな鯖のようだ。
 とは言え、モノはそん中そこいらで食べられるのとは違い、美味かった。3ツ星。


 ウニ  \1,600  ★★★

 注文する時、殻付きかどうか確認した。よく寿司屋のネタケースに入っている、ホウ酸処理したウニなんか食べたくないからだ。
 最初殻付きとの事だったが、出て来てみると、写真の通り。しかしこのウニ、殻付きのウニの身(卵巣)を殻から外したのを冷凍保存したもの。
 生には劣るが、殻付きの良さ・・・甘みや磯の香り・・・を残したもの。美味い。
 今まで東京で食べたウニの中では、最高だった3ツ星。以前、北海道は積丹半島の寿司屋で食べた、殻付き生ウニには劣るけどね。
 殻付きの生ウニを食べたければ、北海道へ行けって事かな?

 生牡蠣(2個) \600  ★★

 2個600円なんて、ずいぶん安い生牡蠣だなぁ・・・と思ったら、かなり小振りな生牡蠣。今年食べたのでは、寿司大(場内)Dozen Roses(ダズン・ロージス)の岩牡蠣と比べ、1/8くらいの大きさ。
 むしろ、寿司大(場内)Dozen Roses(ダズン・ロージス)の岩牡蠣が、馬鹿でかいとも言えるのだが。
 大きさはともかく、鮮度はDozen Roses(ダズン・ロージス)に劣るなぁ。いや、美味い事は美味いが。
 2ツ星という事で。

 生鮟肝お刺身 \1,800  ★★★★★

 アン肝を生で食べるのは、初めて。鮮度の良いアン肝は、フォアグラより美味いが、刺身ではどうか?
 出て来たのは、3ミリ程に薄くカットされたアン肝。色はベージュ色で、見た目もフォアグラのよう。レモン塩で食べる。
 これがねぇ、とんでもない美味さ。柔らかく、甘く、濃厚なコクがあり、これに比べられる美味いモノを自分は知らない。これに比べたら、フォアグラなんかカスだ。
 ドーパミン放出しっぱなし。これは貴重な食い物だ!!!感動モノ、5ツ星。
 食うのに夢中になっていて、写真を撮るのを忘れてしまった程。
 なお、いつも店に置いている訳ではないそうなので、アン肝の刺身の予約をお忘れ無く。

 シラスとゴーヤと半熟玉子のサラダ \980  ★★

 大きめの焼売の皮を器状に象って、パリパリに揚げたものの中に、千切りキャベツ、ゴーヤ、シラス、温泉玉子を乗せたもの。
 一体、どうやって食べるんだ!!って感じだが、焼売の皮ごと崩して食べるのが正解なのだろう。
 揚げた焼売の皮が、パリパリして面白い食感。ゴーヤは水にさらして、苦みを抜いたものを使っていたが、個人的には苦くとも大丈夫なので、物足りなかった。
 料理としては悪くない発想なのだが、千切りキャベツの量が多くバランスが悪い。もっとゴーヤを増やしても良かったのでは?また、シラスは不要と思う。
 とは言え、なかなか美味しい。2ツ星。

 納豆とネギ包み油揚げ豆腐 \680?  ★★

 一緒に食べに行ったメンバーの中に、無類の納豆好きがいて、それで注文した料理。
 油揚げの中に納豆とネギを入れ、揚げたもの。油揚げも納豆も原料は大豆。合わない訳はないのだが、食べてみるとちょっと平凡かなぁ。
 油揚げは、揚げ直されていて、パリパリで香ばしく、美味い。2ツ星。

 鰤(ぶり)刺身 \2,200  ★★★

 ブリの刺身は、鯖と違って、結構な量が出て来た。
 身の色がベージュがかっていたのは、鮮度のせい?それとも冷凍のせい?北海道で新鮮な生天然ブリを食べた時は、身の色が白だった。鮮度が落ちるのに従って、色が白からベージュがかって行くと言う。
 いくら天然物とは言え、ちょっと脂が乗りが悪い。天然物でも、胸焼けするくらい脂の乗ったブリだってあるのだ。
 とは言え、これも相当な美味さではある。3ツ星。


 アンコウ鍋水炊き \2,000  ★★★★

 予約の時の話・・・「あんこうは水炊きで宜しいですか?」・・・あんこうを水炊きに!?ちょこざいな!!よっぽどあんこうの鮮度に自身があるに違いない。
 出されたのは、水に戻した昆布を入れた土鍋と、皿に盛られたあんこう、豆腐、ニンジン、白菜、シメジ、白いキノコ、長ネギ。水炊きって言うからには、ポン酢で食べるのだろうと思いきや、想像通りポン酢で食べる。当たり前か。
 あんこうは、頭(目玉が付いてる)や白身のあっさりしたところ、ゼラチン質の所、そして大振りなアン肝と、全ての部位が入っている。多分、小振りなあんこう1匹分と見た。
 これがねぇ、またタマらんのよ〜。
 ゼラチン質の所はプリプリして柔らかく、白身はあっさりとしていてポン酢に良く合う。アン肝は、刺身とは違って、また旨味が広がる。これまたドーパミン出しっぱなし。
 残念なのは、アン肝は、刺身よりは鮮度が落ちて、ほんの少し臭味が出ていたって事。
 マジとんでもなく美味かった。4ツ星。アン肝が完璧なら、5ツ星だった。

 雑炊 \??  ★★★★★

 あんだけ美味かったあんこうの鍋の残りで雑炊を作って、不味い訳がない!?
 定石通り、玉子を入れて、アサツキを散らして持って来た。
 昆布のダシ、あんこうの旨味、野菜から出たダシの甘さが加わって、えもいわれぬ美味さ。鍋の後の雑炊サイコ〜!!!ドーパミン出しっぱなし。5ツ星。

 廉価(人によるとは思うが)で、鮮度の良い魚を出すという意味においては、六本木の富ちゃんと双璧だな。
 特に他の店では決して出て来ない、あんこうの刺身があるというのは、貴重な店と言える。他の刺身も当たりの日ならば、満足する事請け合い。日本酒にも最高に合う!!!
 本日飲んだ日本酒は、以下の評価。

 塩梅(淡水研究室オリジナル) ★★
 立山 ★★
 いちがいもん ★★★
 田酒 ★★★

 久々にあんこうを堪能させてもらった。総合で4ツ星。
 なお、あんこう料理と言えば、神田の「いせ源」が有名だが、あちらはあの甘辛いダシが、あんこうの味を損なっていると思う。あんこうは水炊きに限る!!


Last Update 2004.12.12 Created by Majin