ドダン・ブーファンのポトフ かるびあーの


住 所
東京都港区新橋3-7-4 
電話番号
03-3519-2929
営業時間
11:30〜14:00、17:30〜23:00
休 み
日祝
ジャンル
焼肉
Web
http://plaza.rakuten.co.jp/yakinikusuki/


料 理
下記参照
評 価
★★★★
訪 問 日


 2006年6月14日オープンの、読者Jさんから紹介された新橋の焼肉屋。この店の魅力にハマり、自分と一緒に行った会社の同僚、自サイトを見た会社の同僚は、すっかりこの店にハマっている。
 自分と面識はないが、自サイトを見て、この店にハマった人もいるのだろうな。
 テレビで時々拝見する人気シェフ植竹隆政氏がオーナーシェフイタリア料理店、カノビアーノと、この店のオーナーが親しい事から、店名はカノビアーノのもじりなのだそうだ。
 質の高い黒毛和牛は元より、未だ希少な短角牛、日本の飼育は数少ないアンガス牛、どちらかと言うと乳牛で有名なジャージー牛白金豚(はっきんとん)キジバト等の珍しい肉、珍しい部位の肉を出す。
 この店の魅力は何と言っても、質の良い短角牛だな。
 ブログ情報を見ると、総じて好意的なレビューが多い。
 本日現在の食べログポイント3.54と、まあまあの評価。夜の評価に比べ、ランチの評価は厳し目。
 ついでにYAKINIQUESTのR3、寺門ジモンが太鼓判!の店
 訪問したのは、17時50分頃。新橋の烏森口をから、烏森通りを日比谷通り方面へ進み、新橋三交番前交差点を左折、赤レンガ通りを300メートルくらい南下した、道の右側に店がある。
 焼肉屋に見えないきれいな店だが、やや地味かな。ドアを開け中へ。
 木目を活かしたきれいな店で、焼肉屋にしてはオシャレな店なので、デートにも使えるだろう。初デートはやめといた方が良いが。
 サントリーグルメガイドによると、16卓と言う狭い店。訪問時点で、客はなく、自分たちが食べてる間に何組かの客が来たが、満席にはならなかった。
 今日も色々、目移りしまくり。片っ端から注文した。
 本日の料理のコメントと評価は以下の通り。


 つまみキャベツ。こう来ると、関西の焼肉、または串揚げを思い出すな。


 キャベツ用、ゴマダレ。ニンニク効き過ぎだが、美味いタレ。


 クリームチーズの味噌漬け \630

 クリームチーズを味噌に漬けたもの。
 料理としては難しくないが、面白い味で、味が良い。
 ポイントは、強く味噌風味をつけないところ。
 十分評価に値する味だが・・・家でも作れるので、やめておこう。


 ハツステーキ \945  ★★★

 ハツは・・・心臓。心臓は筋肉なので、本来は肉質が固い。


 にも関わらず、ステーキで出すのは、歯ごたえを感じて欲しいのと、この厚さで噛み切れる肉の柔らかさ(ギリギリの厚さにカットしている包丁技)だろう。
 以前分厚いハツは、よろにくでも食べたが、よろにくのは、痛み始めていて、臭味が出始めていた。


 この店のは新鮮そのもので、臭味なんてまるでない。
 分厚く切った事による歯応えは、人によって議論の分かれるところだろうが、ハツの質の良さは、万人が認めるところだろう。
 こんな薄の味付けで、通常ハツなんて食べられないのだから。
 美味かった。3ツ星。


 白金豚ソーセージ \630  ★★★

 highnoonさん(そしてムーミンさん)と論争になったが、終止符を打とう。
 このソーセージは、店手作りだ。
 店の料理長は、元イタリアンのシェフだそうで、サルシッチャ(ソーセージ)を良く作ったのだろうか?
 個人的には、肉を包む羊腸が、もっと薄かったら・・・とは思うものの、味付けは良い。
 肉は粗挽きで、肉の食感を活かしていて、スパイスの味付けも良い。
 以前食べた時は、あれれ・・・と思ったが、このソーセージは美味かった。3ツ星。


 ハラミステーキ \1,785  ★★★

 highnoonさんオススメのハラミステーキだったが・・・
 黒毛和牛か聞いたら、不明との事。
 ハラミは、食肉の世界では、内臓に扱われる。牛は、肉と内臓は、全く別の流通経路。
 そしてビックリな事に、内臓は、牛の素性の情報はないんだそう。


 肉を見た感じとしては、霜降り具合から、黒毛和牛、または少なくとも交雑牛じゃないかと、思われる。


 この店では、良く肉を真空パックして、ウエット・エイジングしたりするが、もしかするとこのハラミも、そうなのか?
 しかしもっと旨味があっても良かったな。


 霜降りの脂身は、融点高く、ベトッとしてクドい。つまりは残念ながら、あまり質の良くない牛肉
 美味かったとは、しておこうか。おまけ3ツ星。


 一本ホルモン \980  ★★

 ホルモンを2人前頼んだら、切らないで、長いのを持って来た。
 まるで名門のホルモンみたい(苦笑)。


 以前、この店のホルモンは、ダレだったように思うが、このホルモンは、醤油ダレじゃないか?
 美味いホルモンの条件は、腸壁が薄い事、脂肪がタップリで、脂肪の質が良く、融点低くサラリとしている事。


 腸壁だが、残念ながら、結構な厚さ
 脂肪はタップリ乗っていて、それは良い事なのだが、しかし脂肪は融点高く、ベトッとしてクドい。
 自分はかつて、この店で絶品ホルモンを食べた事があるが、その意味では少々残念なホルモンの質だ。
 醤油ダレは、ホルモンの味を邪魔せず良かった。
 関東の焼肉屋は、タレがダメな店が多いが、この店は例外の1軒だろう。
 なかなか美味かった。2ツ星。


 短角牛3点盛り×2 \5,000

 この写真は2人前で、全種類を4切れにカットしてもらったもの。
 左上から左下に、リブ芯、上カルビ、カルビ。
 右上から右下に、ランプ、イチボ、カッパ。
 食べた順番は、旨味が弱いのから、旨味が強とか、コクがある順番。


 短角牛・ランプ  

 モモ肉。残念ながら、今日食べた中では、最もコンディションが悪かった。
 これって冷凍肉?かなりパサパサして、食感悪く、モモ肉は旨味が少ないとは言え、あまり熟成させていないようだった。
 もうひとつだった。無星。
 他の短角牛の部位と比べ、あまりに隔絶したコンディションだった。
 別の牛の肉・・・あるいは、保存の際の処置を誤ったのではないか、またはその両方と思われる。


 短角牛・イチボ  ★★★★

 イチボとは、牛の臀部・・・尻肉。ランプとは打って変わり、こちらのコンディションは良い。
 赤身肉はシットリして、肉汁は旨味があり、肉自体は歯ごたえもある。
 この辺が、黒毛和牛と比較した、短角牛の魅力だ。
 イチボは本来、出された盛り合わせの中では、ランプに次いでアッサリしているものだが、物足りなさはなかった。
 かなり美味かった。おまけ4ツ星。


 短角牛・リブ芯  ★★★★

 リブ芯とは、肩から背中にかけてのリブロースの、さらに中心の肉。
 カッパと、どちらが先に食べるべきか議論はあろうが、ムーミンさんのチョイスでこの順番となり、結果として正しいと思う。
 ちなみに自分は、その辺は無頓着(苦笑)。
 もしも、ランクの高い黒毛和牛のリブ芯なら、凄い霜降りだろうが、短角牛の場合はこんな感じで赤身の肉。
 赤身肉は、ロースがある、背中近辺に行くに従い、旨味が強くなる傾向があるが、このロース芯は、先ほどのイチボと比べると、さらに旨味が強くなる。
 そして肉質は、少しだが柔らかい。
 かなり美味かった。4ツ星。


 短角牛・上カルビ  ★★★★

 上カルビは、バラに近い部位だそうだが、説明を聞いたが失念。
 黒毛和牛なら、確実に並カルビより霜振りな部位が出て来るが、この店の短角牛では赤身の部位。
 この部位は、カルビでも赤身が柔らかく、しかも旨味がある。
 かなり美味かった。4ツ星。


 短角牛・カッパ  ★★★★

 カッパとは、前腹の皮と脂身の間の肉。
 カッパをこのタイミングで食べるのは、ひとえに赤身肉の風味の強さゆえ。
 カッパは、内臓に近い故に、血合いの風味が強く、そのため肉の風味も強い。
 これがさらに強くなると、臭くなるが、この店のカッパには、臭味がない。
 味が強いので、熟成期間を確認したら、落としたてとの返事が帰って来た。
 そうなんだ!?料理長の話によると、熟成させると、逆に臭くなるそうである。
 高価な部位ではないが、旨味が強く、風味も強いので、自分的には好みかも。
 かなり美味かった。4ツ星。


 短角牛・カルビ  ★★★★

 カルビは、牛肉のアバラ骨付近の脂身の多い部位。
 短角牛は、とかく赤身の美味さが言われ、あまり脂身についてどうこう言われないが、黒毛和牛より風味が強い脂身で、これはこれで魅力がある。
 さすがにこの部位になると、赤身肉の味は強いが、肉質は固目、そして食べると脂肪に味が負けてしまう。
 脂肪は、黒毛和牛よりクセと香りがあり、そしてこれがまたクセになる。
 ここまで、脂肪のない部位ばかりだったので、その意味でもテンションが上った。
 かなり美味かった。4ツ星。


 エンピツ \???  ★★★

 メニューにはなかったが、オススメされた肉で、リブロースの一部でリブ芯近辺にある部位。
 赤身のアッサリした部位で、あまり熟成されていないのは残念だが、肉自体の旨味はあった。


 もうひとつ、自分的には、写真でも分かる通り、焼き過ぎ。
 自分は、肉はレア気味が好きなのだ。
 美味かった。3ツ星。



 久々に来たが、この店の短角牛は、さすがと言う感じ。
 これ目当てに、この店に来ても良いと思うほど。


Last Update 2012.09.19 Created by Majin