ドダン・ブーファンのポトフ ナルカミ


住 所
東京都目黒区鷹番3-21-18 1F 
電話番号
03-3794-9041
営業時間
月〜土 12:00〜14:00、17:00〜23:00 日祝 12:00〜14:00、17:00〜22:00
休 み
無休
ジャンル
居酒屋


料 理
下記参照
評 価
★★
訪 問 日


 2003年オープンの、学芸大学の居酒屋。元々学芸大学内の別の場所で、ゼンポと言う店名で営業していたそうだが、2009年2月11日移転オープンして店名も変えたそう。
 調べて、この店が面白いと思ったのは、オーナーが群馬県桐生市の出身で、群馬県の郷土料理があると言う事。
 自分が群馬県桐生市で思い出すのは、ソースかつ丼
 ブログ情報を見ると、数こそ多くないが、レビュアーはこの店の料理が美味いと書いている。
 本日現在の食べログポイント3.29と、あまり良くない。レビューは15件、評価も悪くないのにこのポイントなのは、食べログの信頼性パラメータの高いレビュアーではないのだろう。
 訪問したのは18時45分頃。学芸大学駅西口を出て、学芸大学西口商店街を300メートルくらい先、路地を右折してすぐ、道の右側に店がある。
 店は写真の通り、店内は見えず、決して入りやすい店とは言い難い。
 店内は白壁に、木製のイス、テーブルと渋い日本風な雰囲気。
 入口すぐはテーブル席、奥にはカウンター席がある。
 席数は見た感じ、30席少々か。訪問時点で客はなく、その後1組3名の客が来た。
 注文したのは刺身盛り合わせ、ハムカツ、トマトのお浸し、ソースかつ丼
 本日の料理のコメントと評価は以下の通り。


 花一匁 純米吟醸 \900

 詳しいコメントは、こちらを見て頂こう。


 良い店は、お通しからして美味い。
 しかしこのお通しは、自分には意味不明。
 白滝もやし、むしったカニカマキュウリの千切り等を、油、で和えたもの。
 白滝は市販品だし、カニカマを使うセンスは意味不明。
 主役食材は白滝?料理のコンセプトが分からない。
 漠然と食材を合わせ、味付けして、美味い料理が出来るほど甘くない。
 評価に耐えない料理だった。


 本日のお刺身 \???  ★★

 日曜は休市日。そのため月曜は、冷凍物が多く流通する。
 賢者は、月曜に魚は頼まないものだ。
 それでもなお、居酒屋で刺身を頼む人は多いだろうと注文した。
 もちろんダメな可能性は高いのだが、質の良い刺身が出て来たら素晴しいな・・・と。

 刺身は上からハガツオのたたき、左マグロの赤身、中央はタコの瞬間燻製、下は黒ソイ、右は〆サバ
 値段の割には、ずい分しょぼい量なのはガッカリ。
 もっとも自サイトはコストパフォーマンス無視なので、評価には加えないが。

 マグロ赤身

 刺身単体で写真を撮り忘れたので、最初にレビューする。
 このマグロは、冷凍物で、解凍具合も良くないそうとうヒドいシロモノ。
 しかし世に流通するマグロは、ヒドいコンディションのものばかりなので、しょうがないか。
 恐らく、刺身にマグロが入っていないと納得しない人は多いだろう。
 しかしコンディションの良いマグロは高価。
 別な魚を入れてくれた方が、嬉しかった。
 桐生市には海はないので、海の魚を注文するんじゃねぇよ・・・と言う話しもあるが。


 ハガツオのたたき

 ハガツオは、世界中で獲れる魚で、足の速い(つまり腐りやすい)魚で、生刺身は珍しい。
 見て分かる通り、カツオと比べると、身の色が薄い。
 色が薄いからではないが、アッサリした味わい。
 ハガツオカツオと比べると小さな魚なので、それほど脂も乗っていない。
 冷凍物じゃないかと思われるが、かなり解凍のコンディションは良い。


 タコの瞬間燻製

 つまりは、タコ温燻したもの。
 タコは生ではあまり味がない。タコは火を通した方が柔らかくなるし、味も良い。
 温燻する事で、タコには火が通り、かつ勲蒸香も付く。
 タコ燻蒸香は、ほんのわずかで、タコの味わいをじゃましない。
 適度に火を通して、タコの味も良く、身も柔らかい。


 黒ソイ

 黒ソイとは、メバル属の魚で、日本近海、朝鮮半島、中国でも獲られ、食べられる魚。
 白身っぽい身ではあるが、それなりには脂が乗っている。
 この中の刺身では、1、2を争うコンディションの良さ。
 あえて言えば、もっと身を熟成させてくれたら、なお良かった。


 〆サバ

 ある意味、この〆サバが食べたくて注文したようなもんだが・・・サバの身がめちゃくちゃ小さい。
 こんな小さなサバが、存在するものなのか?
 〆ていると言う事もあり、サバのコンディションは分かりにくくはあるが、ダメな〆サバは臭味もあり、身もパサパサしていたりする。
 この〆サバは、薄〆でサバの刺身に近い。
 調味料は自家製なのだろうか?自家製だとしたら、味が良い。
 しかしいかんせん、サバの身が小さすぎる。
 サバを食べる楽しみ・・・脂の乗りはイマイチ。

 色々書いたが、居酒屋としてはコンディションの良い刺身だった。
 なかなか美味かった。2ツ星。
 ちなみに、一般の居酒屋チェーンで食べる刺身は、良くても3ツ赤星くらい・・・と考えると、この店の良さがお分かりいただけるだろうか?


 名代ハムかつ \280  

 恐らく、質の良いハムを腕の良いとんかつ職人が揚げたら、美味いハムカツとなるだろう。
 値段も、通常のハムカツよりずっと高く付くだろう。
 しかし一般に食べられるハムカツは、ジャンキーな味のプレスハム
 居酒屋メニューでも安価なメニューで、値付けから高価なハムを使うのは不可能。

 中目のパン粉、きれいなキツネ色に上っている。
 しかし5ミリくらいのプレスハムに、この衣は食感の存在感があり過ぎる。
 しょせんプレスハムだから・・・と言うはあるのだが。


 味が付いているので、そのまま食べてみて下さいと言われた。
 ハムは、思ったほどジャンキーな味ではない。
 見た目通り、衣の食感があり過ぎて、ハムの味を損なう。
 衣をもっと細かいのにするか、あるいはハムをもっと厚切りにするべきだろう。
 油の質が良くないのか、油がクドく、かつ油切れが良くない。
 お好みでソースが出されたが、市販品で、化学調味料、添加物てんこ盛り。
 ハムカツとしては美味い方だが、プレスハムだから味を高く評価出来ない。
 まあまあの味だった。かなりおまけの1ツ星。


 トマトのお浸し \500  ★★

 おでんの変わり種に、トマトと言うのがあるが、これはそんな感じ。
 ダシ汁で、形を崩さない程度にさっと煮たもの。
 ダシ汁にトマトの旨味と酸味が溶け、その分トマトはダシ汁を吸う。
 暖かくして出され、トマトの味わいが華やぐ。
 ある意味和食とも言え、トマト味から洋食とも言える。
 なかなか美味かった。2ツ星。


 桐生のソースかつ丼 \600  ★★

 ソースかつ丼は、実は最初のかつ丼のルーツ。
 一説によると、大正2年(1913年)に、福井の洋食屋、ヨーロッパ軒が考案した。
 ソースかつ丼に使うソースは、ほとんどの店で市販品のウスターソースを使う。
 つまりは添加物、化学調味料まみれのソースで味付けした時点で、食うに値しない料理だと言える。
 過去何度か、ソースかつ丼は食べた事があるが、美味いと思うのには出会った事がない。

 衣はハムカツと同じ、中目のパン粉。ややタヌキ色の気味のキツネ色。
 色がくすんでいるのは、ソースにくぐらせたせいだろう。
 5ミリ程度の肉の厚みに対して、衣の割合が高く、肉の食感を損なわないか?

 肉は脂肪が全くなく、モモ肉ではないかと思われる。
 肉は熟成しているかどうかの判定が微妙だが、少し熟成させていそうな気がする。
 想像通り、中目の衣なので、衣の食感が立って、肉の味わいを損なっている。
 パン粉をもっと細かいのにするか、あるいは肉をもっと厚くした方が良い。
 恐らく高温揚げと思われ、ソースにくぐらせても、衣がパリッとしている。
 反面、ソースは市販品にアレンジしているのではないかと思われる。
 添加物、化学調味料入りのジャンキーな味ではあるが、味自体は悪くない。
 ごはんは、好みより少し柔らかいが、炊き立て同様で美味い。

 とんかつ自体はホメられたものではないが、ソースの味は悪くなかった。
 なかなか美味かった。おまけ2ツ星。


 ソースかつ丼の口直しの紅ショウガ。


 食後の茶とお菓子。



 ソースかつ丼と言い、料理に可能性を感じた。
 中には、イケてるメニューもあるかも。


Last Update 2013.12.17 Created by Majin