ドダン・ブーファンのポトフ ことこと


住 所
東京都目黒区上目黒1-7-5 1F 
電話番号
03-3464-3532
営業時間
18:00〜22:30
休 み
日祝、第1、3月
ジャンル
定食
Web
http://www.kotokoto.info/
http://yuhi124.exblog.jp/


料 理
下記参照
評 価
★★★
訪 問 日


 中目黒の夜のみ営業の定食屋。いつ頃のオープンか分からないが、インターネットの古い記録は2005年。
 居酒屋?とも思ったが、メニューの中心はごはんもの。
 この店の美人の女主人、佐藤ひろみ氏の経歴を調べたが、本を出している事以外、何も分からなかった。
 ブログ情報を見ると、この店で食事した人皆、美味いと書いている。
 本日現在の食べログポイント3.55と、まあまあの評価。レビュー内容については、評価のバラつきはあれど、変なレビューは見当たらなかった。
 レビューに書いている人もいるが、濃い味好きは、この店は合わないと思う。
 訪問したのは19時5分頃。中目黒駅出口から目前の山手通りの横断歩道を渡り、ガード下向かって右側を直進して橋を渡り、次の道を左折、25メートルくらい先の東急東横線をくぐって2本目の路地の手前、ファッションブランドのVaseが目印。
 次に猫でもなければ見逃しそうな、細い路地を右折する。


 30メートルくらい、左側に飲食店に見えない・・・しかしライトが灯いている建物が。
 鉄板に、店名の穴が空いていて、ここがその店だと分かる。
 隠れ家・・・って言うか、思いっきり隠れている(苦笑)。
 階段を上り店に入ると、木造の渋い建物で、入口付近は小高くなっていて、奥の厨房に行くにつれ低くなっている。
 面白い構造だ。これってこんな風に設計したのか?それとも前の店がこうだったのか?
 訪問時点で客は1組3名のみだったが、予約席もあり、それなりに混んでいる人気があるよう。
 その後予約客やフリーの客が来て、店はたちまち満席に。


 店のメニューは、黒板に書かれているもののみ。
 つまりは、定番メニューと言うより、市場事情でメニューが変わるのだろう。
 それにしても、炒め物、揚げ物、煮込み等、ちょっと中華をイメージするメニューが多い。
 注文したのは、白菜アンチョビ和え、豚の角煮、ごはん、豆腐青のり味噌汁
 本日の料理のコメントと評価は以下の通り。


 高砂 純米(一合) \950

 詳しいコメントは、こちらを見て頂こう。


 白菜のアンチョビ和え \780  

 自分は正直、こんな料理が出て来るとは思わなかった。
 自分は白菜は好きだが、生で食べたいと思わない。
 生だと独特の臭味がある。火を通すと、臭味は消え、甘味が増す。
 イメージ的には、粗く千切りした白菜に、アンチョビ風味のドレッシングを和えたもの。
 質の良い白菜かもしれないが、残念ながら臭味はある。
 アンチョビも独特の魚臭さがあり、臭味がお互いを打ち消してくれたら素晴しいが、単にお互い臭いだけ。
 個人的にはアンチョビは、ジャガイモのような土に埋まった野菜との相性は良いが、生の白菜が合うように思えない。
 自分にはこの料理の意味が分からない。無星。
 この料理をチョイスしたのは自分だが、ちょっと冒険し過ぎたかな(苦笑)?


 豚の角煮 \1,200  ★★

 豚の角煮と言うと、東坡肉とか紅焼肉とか、中国料理をイメージするだろうが、実は日本にも豚の角煮はある。
 長崎の卓袱料理(しっぽくりょうり)で、豚の角煮が中国から伝わり、日本で改良されている。
 中国料理豚の角煮は、八角を利かせる事が多いが、日本だと八角は入れない。
 シンプルに、醤油砂糖、酒、ダシ汁で煮込むのみ。
 さてこの豚の角煮、味付けがやや甘目。調味料の質は悪くないだろうと思われるので、残念な事だ。


 豚肉の質は良い方。質の悪い豚肉ではないと思う。
 赤身肉が固い。恐らく、圧力鍋で煮ているのだろう。
 圧力鍋では、鍋の中の圧力が高まる事で、沸点が高まり、高温で加熱する事が出来る。
 圧力鍋を使って調理すると、短時間料理は出来るが、豚肉へ高温で火が入るため、赤身肉が固くなるのである。
 時間と手間はかかるが、昔ながらに、ことことトロ火で煮込むに限る。
 手間と時間はかかるが、肉を煮るなら、沸騰させず低い温度でミジョテするに限る。
 白髪ネギは、豚肉の獣肉臭さを押さえ、旨味を引き出してくれる。
 味は悪くなかったものの、赤身肉は固過ぎた。
 なかなか美味かった。2ツ星。


 からしが添えられたのは、味付けが甘かった事もあり、有難かった。


 豆腐と青のりの味噌汁 \400  ★★★

 ちゃんと作りさえすれば、味噌汁はとんでもない御馳走。
 そしてこの店のは、コストパフォーマンス優れたもの。
 確か、注文を受けてから、ダシ汁に味噌を溶いていたと思う。
 味噌の香りが立っている。これでもっと、豆味噌のような香りの強い味噌なら、なお際立ったろう。
 ダシ汁は、まるでなだ万を髣髴(ほうふつ)するような味で、少し甘目。
 この穏やかな風味の味噌には、このダシは合うかも知れない。
 豆腐の質は悪くなく、さらに青のりは香り良かった。
 美味かった。3ツ星。
 世の中には、味噌汁400円に、ふざけるな!と思う人もいるかも知れない。
 いや、このベルの味噌汁が、400円は安いと思うがな。

 ごはん \250  

 ごはんは、米粒の食感がある(ただし芯は残さない)・・・が良い。
 しかし固い米を食べられない人は多く、飲食店では一般に、やや柔らかく米を炊く。
 このごはんはその点、固いめし好みの自分でも、固いだろうと思ったほど。
 アルデンテ直前・・・と言えば、いかに固かったか、お分かり頂けるであろうか?
 残念ながら、いくら何でもこれはやり過ぎ。
 美味くなかった。無星。


 食後のお茶。



 今度、別なメニューも食べてみよう。


Last Update 2013.03.17 Created by Majin