ドダン・ブーファンのポトフ 寿庵忠左右衛門(じゅあんちゅうざえもん)


住 所
東京都あきる野市五日市64 
電話番号
042-595-2438
営業時間
11:00〜14:30、16:30〜20:00
休 み
火(祝の場合翌休)
ジャンル
そば


料 理
下記参照
系 統
オリジナル?
評 価
★★
訪 問 日


 武蔵五日市にまで、来ちゃった。遠い!!


 武蔵五日市駅のホームから見渡せる景色。


 武蔵五日市駅って、どこ?って思う方も多いだろう。
 中央線で立川駅まで行き、青梅線で拝島駅五日市線乗り換え、終点が武蔵五日市駅


 武蔵五日市の手打ちそば屋。いつ頃のオープンか分からないが、インターネットの古い記録は2003年。
 経営するのは、創業が江戸時代、創業およそ150年にもなると言う製麺屋の寿美屋
 店名の忠左右衛門は、五日市の父呼ばれた、創業家の祖父の名から。大正時代の別棟母屋を改装した。
 ブログ情報を見ると、この店に行った多くの人が、この店を美味いと評価している。
 本日現在の食べログポイント3.64と、まずまず良いポイント。皆の評価がだいたい3.5と言うのは、面白い現象だな。
 訪問したのは、11時50分頃。武蔵五日市駅。から目前の道を右折、道なりに500メートルくらい先、道の左側に店がある。
 予定より到着が送れ、店によると行列するとの事だったので、覚悟したが行列はなし。


 のれんをくぐると、渋い中庭があり、その向こうの引き戸の先がこの店。


 土間があり、こあがりの座敷がある。左手前にはテーブル席もある。
 HPによると50席以上あるそう。席は結構空いていて、どこが行列やねん!と言う感じ。
 その後、何組かの客が来て、満席近くはなったのだが。
 注文したのはふきみそ、寿庵のメンチカツタラの芽菜の花天婦羅、三色もり。
 本日の料理のコメントと評価は以下の通り。


 喜正 しろやま桜 吟醸 \700

 詳しいコメントは、こちらを見て頂こう。


 ふきみそ \500 担担麺  ★★

 甘辛く味付けした味噌に、苦みばしったふきを入れたもの。
 どうでも良いが、凄い盛り付けだな。


 味付けは、味噌、酒、砂糖唐辛子ふき等。


 味噌は日本酒と合うし、苦みばしったふきは、味わいのアクセントになる。
 それは良いとして、唐辛子が入っていて、こいつが日本酒とは合わない。
 そば味噌なんかもそうだが、日本酒のアテとして出されるのに、どうして日本酒の良さを打ち消してしまう唐辛子で味付けするのだろう?
 そうでなければ、味付けはなかなか良いのに。
 なかなか美味かった。2ツ星。


 タラの芽と菜の花の天婦羅 \1,300  

 自サイトでは、そば屋の天ぷらと、天ぷら専門店の天ぷらを区別して評価はしない。
 つまり天ぷら専門店と、同じ土俵で評価する。


 タラの芽とは?タラノキの頂芽。
 出て来て、見ただけで食べなくとも、良い天ぷらでない事が分かる。
 衣の作り方が重要で、天ぷらの衣はグルテンを嫌う。冷やした小麦粉、玉子、冷水で作り、サックリかき混ぜた衣でなけばならない。
 この衣はグルテンこそ出ていないが、カリカリしている。これもまた、天ぷらの粉のせいなのだろうか?
 衣をカリカリに揚げるそば屋は多いが、このカリカリの衣は油切れも悪く、美味くない。


 タラの芽は、青い香りがし、柔かく甘味がある。本来は天ぷらに合う食材。
 菜の花は、ちょっと青臭さがあり、まだ歯応えがしっかりし、ほろ苦い。
 ただクリスピーで、油切れが悪く油っぽかった。
 まあまあの味だった。おまけ1ツ星。


 天ぷら用の大根おろし、おろし生姜
 下の皿は抹茶


 醤油かえし、酒、砂糖、ダシ汁で味付けした天つゆ。
 つゆの出来は、まあまあ水準くらいかな。


 喜正 首つり \1,800

 詳しいコメントは、こちらを見て頂こう。


 寿庵のメンチカツ \800  ★★★

 そば屋でどうしてメンチカツが?・・・読者もそう思うであろう。
 他コロッケと言うのもあったが、面白いと、メンチカツ好きの自分が注文したもの。
 こちらも、凝った盛り付け。


 衣は中目のパン粉、濃い目のキツネ色に揚げられている。
 まずは何も付けずに食べてみてビックリ!?下手な洋食屋顔負けの美味さなのだ。
 牛豚73、あるいは64の挽肉に、みじん切りの玉ネギを入れ、砂糖胡椒ナツメグを入れてさっくり混ぜ、小麦粉、玉子、パン粉をつけて揚げたもの。
 もちろん揚げ立て、肉汁タップリ。そして肉汁が甘い。
 下味もしっかり付いていて、そのまま食べられない事はない。
 個人的には、玉ネギを入れるなら、もう少し甘味を活かして欲しい。
 市販のとんかつソースを出されたが、添加物まみれのソースが、美味いメンチカツの足を引っ張る。
 てんぷら用のと、別途醤油をもらって食べた。
 このメンチカツは、醤油にも風味は負けなかった。
 美味かった。3ツ星。


 三色盛りそば \1,800

 つゆの特徴

 薄目、甘目のつゆ。そばのつゆは、醤油かえし砂糖カツオ節を中心とした節系で構成されるので、食材の質がモノを言う。
 残念ながら、いずれも品質の高いものには思えず。
 つゆの味は並だと思う。


 水にさらした刻みネギ、おろしワサビ大根おろし


 レギュラーのそばが、しらゆき、おせいろ、田舎だったので、自分らはてっきり、その3種が出て来るものと思っていた。
 ところが出されたのは、しらゆき、おせいろ、よもぎそばだった。
 事前に確認していない、自分らのせいではあるが、田舎が食べられなくて、ちょっとテンションが下がった。


 しらゆきの特徴  ★★

 二八くらいの更科そばそばのエッジは立っていて、打ち立てに近いだろうと思われる。
 加水率高目で、喉越しはよいものの、そばの香りは弱い。
 世の中には、信じられない品質の二八そばもあるので、二八だからと言う訳ではないだろう。
 悪くはないが、自分はこのそば、つゆなしで食べられる自信はないな。
 なかなか美味かった。おまけ2ツ星。


 おせいろの特徴  ★★

 二八くらいの並そばしらゆきより、多少そばの香りは良い。
 しらゆき同様、加水率やや高目で、のど越しが良い。
 これでもつゆなしだと厳しいと言う事は、そば粉の品質の問題だろうと思う。
 なかなか美味かった。おまけ2ツ星。


 よもぎそばの特徴  

 配合は不明だが、ヨモギが入り濃い緑色で、つなぎを入れないとつながらない事を考えると、二八よりさらにそば粉率は大きく下回ると思われる。
 自分がほとんど変わりそばを食べないのは、そばとして変化球だからで、そばとして興味がない。
 自サイトの評価を考えると、良い評価になるのはよほどであろう変わりそばで評価するのは、店側にも申し訳ないと言う想いがある。
 しかしせいろが美味くて、生粉打ちとか粗挽き、田舎と来たら、その次くらいには食べても良いと思う。
 そもそもせいろがさほどでもないので、変わりそばなどさらに、面白味がない。
 ヨモギの香りは強く、苦味も強くバランス悪く、そばの香りはかなり希薄。
 これでは、そば粉と小麦粉が入ったヨモギの麺って感じだな。
 まあまあだった。無星。


 そば湯の特徴

 そばの茹で汁に、そば粉も投入した、そこそこ濃いそば湯。



 この店、以前は食べログで、かなり高評価じゃなかったっけか?
 そこはそれ、食べログだからって事かな。


Last Update 2013.03.30 Created by Majin