ドダン・ブーファンのポトフ 聘珍樓(ヘイチンロウ)本店


住 所
神奈川県横浜市中区山下町149 
電話番号
045-681-3001
営業時間
11:00〜22:00
休 み
無休
ジャンル
中国料理(広東料理)
Web
http://www.heichin.com/


料 理
下記参照
評 価
★★
訪 問 日


 創業明治20年(1887年)の、横浜中華街の老舗中の老舗中国料理店。現存する中国料理店では、最も歴史が古い店である。
 自分は、横浜中華街に3回目、1980年代の終わり頃に行った時に、食べた店。横浜在住の人に、横浜中華街で一番美味いと奨められたのだ。
 で、全然味が良くなく、この店が横浜中華街で一番美味いなら・・・と、以後数年、横浜中華街に行かなくなったきっかけとなった。
 訪問したのは、14時40分頃。朝陽門から、中華街大通りに入って、250メートルくらい先、道の右側に店がある。
 ちなみに、香港路の斜め向かい。中華街でも、大きな目立つ店なので、注意していればすぐに分かるだろう。
 昨年の1月2日は、横浜中華街はガラガラだったので、大差なかろうと来たのだが、さにあらず凄い混雑。
 昨年は、曇ってもの凄い寒かったが、今年は天気も良く、暖かいせいもあるのだろうか?
 この店も例外ではなく、順番待ち状態となっていた。料理と飲茶はフロアが違うらしく、料理を希望した。
 名前を告げ、最初40分待ちとの事だったが、後から電話がかかり、15分くらいで入店出来るとの連絡が・・・あわてて店に戻った。


 写真は、三国志劉備関羽張飛の3人が書かれたついたて。ぐるなびによると、780席もあるそう。これが満席って、凄い客の入りだよな。
 注文したのは、トビ子乗せ焼売、皮付き豚バラ肉のやわらか煮込み、チャーシューと芝海老入りチャーハンマンゴー杏仁の2色豆腐。
 本日の料理のコメントと評価は以下の通り。


 アウグス \990

 詳しいコメントは、こちらを見て頂こう。


 トビ子乗せ焼売 \400  
 焼売

 焼売の上に、トビ子が乗っているものの、基本的には普通に焼売
 中のは、粗挽きの豚肉。形が不揃いなので、包丁で叩いて、挽肉を作ったか?
 おかげで、肉の食感もあり、を良く練ったと見え、食感がプリプリしている。
 干し椎茸も入り、しっかり下味が付いて、そのままでも食べられる。
 しかし、が何故か、ガチガチの固さ。蒸し過ぎじゃないか?
 こんな小さな焼売なのに、化学調味料を感じる。これって、に相当な化学調味料を入れていると思われる。
 味は悪くないが、調理はまずく、この化学調味料。無星。


 チャーシューと芝海老入りチャーハン \1,640  ★★
 廣州炒飯

 使っているごはんは、ジャポニカ米。わずかに、炒め不足な白い部分が残っていたが、まあご愛敬。
 油っぽくはなく、パラパラに炒められていて、炒めの腕は良い。
 ただし、盛りつけの際に、炒飯を押しつけたのか、炒飯が固まって、あまりパラパラ感を感じさせないのは残念。
 ごはんとごはんの間に、空気を含み、ふんわり盛りつけた方が、よりパラパラ感が増して良いと思う。
 薄目の味付けで、どことなく、糖分のような甘味をわずかに感じるのだが、例えば甘辛醤油ダレで、香り付けしてるとか?
 炒飯に糖分は不要でしょう。
 メニューには、「特に香ばしい釜焼きチャーシューが、口の中に広がります(原文まま)」と書かれているが、ちょっと古くなったようなチャーシューで、味もさほど良くなかった。
 玉子は、きれいに散ってて、この辺も腕の良さをうかがわさせる。芝海老は、無くても良かったな。
 なかなかの美味さだった。2ツ星。


 皮付き豚バラ肉のやわらか煮込み \2,190  
 梅菜東坡肉

 土鍋に入ってやって来た、皮付き豚バラ肉のやわらか煮込み。中国語料理名、東坡肉(トンポーロー)と言う事は、甘辛醤油ダレの入った器を蒸し煮したか?
 ナイフとフォークを出されたが、何故?ちゃんと調理すれば、ハシでも切れるはずじゃない?
 ナイフを入れて、気がついた。赤身肉が、かなり固い。
 肉は、60度ぐらいからタンパク質が固まり出し、煮込み温度が高ければ高いほど、赤身肉が固くなる。
 肉への加熱温度が、高かったのだろう。
 東坡肉は、本来2時間程度蒸し煮して、豚肉を柔らかく仕上げる。しかしこの東坡肉は、甘辛醤油ダレが、表面に付着しているのみで、中にはほとんど染みていない。
 どう言う事だろうか?
 そう言えば、加熱した土鍋に入れて出して来た。推測するに、下煮した豚肉を冷凍保存、注文を受けてから、土鍋に甘辛醤油ダレと一緒に入れ、20分ほど加熱と言う感じじゃないか?
 それならば、肉に甘辛醤油ダレが、ほとんど染みていない説明が付く。そしてこれって、料理の手抜き。
 醤油ダレは、辛口で、八角が利いているってのは良いとして、どことなく角が立った味で、あまり好きな味付けじゃないなぁ。
 覚悟していた化学調味料は、気になるほどではなかった。
 添えられている青菜は、ホウレン草
 調理法は疑問も、味はまあまあ。1ツ星。


 マンゴーと杏仁の2色豆腐 \780  
 鴛鴦杏仁豆腐

 この店オリジナルの、豆乳入り杏仁豆腐に、マンゴープリンを乗せたもの。白と黄色で、ルックスは美しい。
 マンゴープリン生地は、果肉そのものは入っていないものの、ピューレにした果肉の食感は感じる。
 マンゴーのクセを活かしつつ、上手くまとめられていて、柔らかさも良く味が良い。
 豆乳入り杏仁豆腐は、言われてみれば、大豆の香りがしないでもないが、ブラインドで豆乳が入っているのを当てられるかどうか。
 寒天ゼラチン併用なのかな?寒天の割合多目と見た。
 トロトロ気味の食感で、味は悪くない。大豆風味のせいなのか、何なのか、杏仁の香りを感じない。
 豆乳は体に良いが、杏仁豆腐を名乗るなら、ちゃんと杏仁の香りをさせなくては、意味がない。
 さて、両方一緒に食べてみたが、意味ねぇ!!
 色合いはいいが、別々の料理にするべきだ。
 もうひとつだった。無星。
 ただ、マンゴープリンは美味い。この店では、マンゴープリンを食べよう。



 以前この店で食べた時の、悪印象が強かったのだがが、今食べるとそれほどではなかった。
 でも自分なら、同じ金を出すなら、萬珍楼へ行くね。


Last Update 2009.01.11 Created by Majin